旧伊藤博文金沢別邸

泥亀新田開発を完成させ製塩業で成功を収めた永島家の野島にあった牡丹園の復元

5.0
旅行時期：2020/04（約4年前）

by K.Tomyさん（男性）

八景島クチコミ：407件

現在は無い永島家の牡丹園を、旧伊藤博文金沢別邸とともに、横浜市が復元している。
「つくば牡丹園」のように500種1万株を超えるような全国の著名で超大規模な牡丹園と比較すると小規模だが、金沢区の花であるボタンが38種約200株植えられ(出典：指定管理者公益財団法人横浜市緑の協会野島公園・旧伊藤博文金沢別邸Web)、無料で公開されている。
コロナ禍でも庭園の公開は継続された。
良く手入れされたボタンやしゃくやくなどの植栽越しに、金沢湾の海原、対岸の近未来的にも感じられる八景島の建築群、彼方に幽かに見える房総半島内房沿岸の火力発電所や製鉄所らしき産業施設群や地平線の房総の山々をぼんやり眺めるの至福。
博文邸の和室では抹茶と茶菓子の提供サービスがあるが、庭園でもカフェのサービスがあるとなお良く、サービス拡充に期待している。