武田信玄の伝承が残る城
- 3.0
- 旅行時期:2018/01(約6年前)
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by mikuwankoさん(男性)
新城 クチコミ:11件
野田城は、武田信玄が生涯最後に攻め落とした城です。この城には信玄にまつわる伝承が2つあることで有名です。1つ目は、籠城する徳川勢の士気が高く、しぶとかったため、甲州から連れてきた金堀衆に地下の水脈に通じる穴を掘らせました。この作戦は見事的中、場内の井戸を枯らすことに成功し、落城させたというものです。その穴が残っているということで、地元の方に場所を教えてもらい探しましたが、斜面が崩れていて穴は埋まっており、見つけることはできませんでした。2つ目は、毎晩場内から聞こえる美しい笛の音に誘われた信玄が場内から狙撃され、その傷がもとで死んだという伝承です。本丸跡に「伝信玄公、狙撃場所」と書かれた看板が立っていました。また近くの法性寺の境内の外れに信玄が狙撃されたとされる場所が残っていました。なお、その際に使われたと伝わる銃身は「信玄砲」と呼ばれており、設楽原歴史資料館に展示されています。これらの2つの伝承から歴史マニアにはよく知られている城ですが、本丸跡以外はあまり手入れがされている状態ではなく、二の丸と三の丸の跡は草むらになっており、残念に感じました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/03/04
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