明治初期の東池袋は、天皇陛下が根津山で休憩なさった跡が名所になるほどだった。
- 3.0
- 旅行時期:2020/02(約6年前)
-
-
by ワンダラーさん(男性)
池袋 クチコミ:58件
明治8年というので明治時代の初期になるが、現在の東池袋は根津山と呼ばれる山林で、名所でもなく、「天皇陛下がここで休憩なさった跡」というのが名所旧跡になり、石碑が建つほどであったようだ。
当時は、日の出通り(グリーン大通り)は勿論なく、小高い根津山の雑木林に細い道が通っていたのであろう。天皇陛下ご一行は、近衛兵の演習検閲に向かう途上、ここで休憩なさったという。
現在は「ニッセイ池袋ビル」の敷地の公開空地の一角にあるが、15年ほど前までは日本生命池袋ビルは日の出通り側だけで、そのブロック北側は「人世横丁」という飲み屋街だった。
人世横丁入口に古めかしい石碑が建ち、そこを含めて1ブロックが再開発されて、現在の「ニッセイ池袋ビル」になった。
工事中は豊島区教育委員会が石碑を預かっているような看板があったと記憶しているが、ビル北側に少し移動して復元されたようだ。
明治天皇の足跡は全国に及ぶだろうが、皇居からさほど離れていないこんな場所に石碑が建ったというのは、主に馬で移動していた時代ならではのことであろう。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/02/24
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する