紅葉が素晴らしい

5.0
旅行時期：2019/11（約6年前）

by ゆっくさん（男性）

多摩クチコミ：1件

　最寄り駅は、京王線聖蹟桜ヶ丘。西口を出て北上し、最初の交差点を左折します。徒歩10分程。途中、昔の一の鳥居があったと言われるイチョウの木と「一ノ宮渡し」の碑がありました。その対向にある道を入っていきます。この道が参道だと思っていましたが、神社の入口は、ぐるっと回ってUターンする形の西側に大きな鳥居があり、社号標も建っていた。昔は境内の配置が違っていたのかな。住宅街にひっそりと鎮座していますが、凛とした空気が漂っていました。訪れた日は11月でしたが、紅葉、落葉が綺麗いで、息を呑むほどでした。
　創建は2500年前。御祭神は、天孫降臨の32神の1神で武蔵国開拓の祖神である天下春命（あめのしたはるのみこと）と、水の神様である瀬織津姫（せおりつひめ）です。小野神社は、武蔵国総社の大國魂神社において武蔵国一宮とされていますし、神社の傍には多摩川もありますので、この2柱が、この地を護ってきたんですね。ちなみに、社号標にも武蔵一ノ宮と書かれていますが、埼玉県の大宮の氷川神社も武蔵国一宮と名乗っていますね。
　西側の鳥居から入るとこじんまりした隋神門が迎えてくれますが、彫刻が素晴らしかったです。たくさんの龍やら獅子？やらがおり、風神雷神様もいました。説明文は無かったのですが、なんらかのストーリーがあるのでしょうか。
　また、拝殿は朱色で、狛犬が拝殿前に鎮座していました。狛犬は隋神門前にも居たので、4体もおり珍しいなと思いました。社務所は拝殿に向かって左側にあり、お守りや御朱印もこちらで頂戴できました。