川船番所跡は、隅田川と小名木川の合流点に置かれた水上路の関所で、万年橋の北側にありました。
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- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by さいたまさん(男性)
木場・東陽町・清澄 クチコミ:30件
川船番所跡は、隅田川と小名木川の合流点に置かれた水上路の関所で、万年橋の北側にありました。
徳川家康により開削された小名木川は、水上交通路として発達していきますが、隅田川の合流点に、川船番所が設けられ、行き交う船の積み荷を検査することとなりました。
弓矢等の武器も備えられていて、検査のための拠点になっていたようです。
後に、東側の中川口に移転したようで、万年橋の北側の番所は、元番所跡と呼ばれるようになったそうです。
現在は、江東区教育委員会の解説板があるだけです。
万年橋通りの西側の広場に、立てられています。
江東区教育委員会の解説板の地図には、日本分国図(正保国図)武蔵国(国立公文書館蔵書)の地図が記されていて、隅田川と小名木川と合流点付近に番所跡があります。
江戸時代のかなり古くから存在していたことが判ります。
これらのことから、当時は、小名木川の水運が大変重要だったことが判ります。歴史と社会文化の変遷が判り、大変勉強になりました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/12/28
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