龍谷寺

青山の龍谷寺は、曹洞宗の寺院です。寺院らしきたたずまいとは、違う感じがします。

3.5
旅行時期：2019/12（約4年前）

by さいたまさん（男性）

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青山の龍谷寺は、曹洞宗の寺院です。寺院らしきたたずまいとは、違う感じがします。寶山号としては、寶嚴山と号し、寺号としては、龍谷寺と称しています。
龍谷寺の縁起を調べますと、高力左近太夫隆長の息女で、寶嚴院殿聲覺貞音大姉が開基となっています。
後に、龍源寺第九世延外善祝和尚が、四谷の地に開山し、鮫河橋へ移転、明治２０年に、敷地が御用地となったことから、青山の地へ移転したとのことです。
従って、龍谷寺は、青山の地に、１３２年程度の歴史を持っていることになります。
現在の龍谷寺は、寺院らしき建物が無く、マンションの一角に入っているようです。
本堂らしき施設が、マンションの２階に在ります。
龍谷寺の標識の横の階段を上がると、鉄製の扉がありますが、表札らしきものがありません。
鉄製の格子の間からガラス越しに見ると、畳らしき部屋があり、仏式の行事の雰囲気がしています。
なんとなく、寺院の持つ雰囲気とは異なっています。
時代の変化に即応しているのかもしれません。
不思議な感じの寺院です。