空から見ると平城にしか見えなかったが…。
- 5.0
- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
小牧 クチコミ:3件
織田信長による美濃攻めの拠点とした小牧山城。濃尾平野にある独立峰の小牧山は標高86mの山の頂上に築城されたが4年で廃城となり、その後小牧長久手の戦いに於いて徳川家康が陣城として利用している。
頂上からは遮るものがないので濃尾平野一帯を眺めることができ、また春には市街地にある桜の名所としても知られており、市民など〝手軽〟に花見が楽しめる場所となっている。
頼山陽曰く家康が天下人になったのは関ケ原でもなくこの小牧であると称揚されたことからもわかるように、〝家康公御勝利御開運の御陣跡〟とされ、江戸期には一般庶民の入山は禁止されていた。その後尾張徳川家の管理下に置かれて明治維新を迎えたが、当時の当主であった徳川義親によって国へ寄付された後に小牧町に譲渡され、市民の憩いの場と一時はなったものの戦時中には陸軍が設けた飛行場の監視所が設けられ、再び市民の出入りが規制された。
戦後になり麓に小学校が建てられるなど市民の憩いの場としての役割を担う小牧山は、往年の遺構を数多く残す歴史公園となり、また桜の名所として名を馳せることになる。素人から見ると山城には見えないが、実際に歩いてみると分かるところが面白いと思う。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 5.0
- 小牧市役所となり。
- 景観:
- 5.0
- 濃尾平野が一望できます。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 花見の場所以外は。
- バリアフリー:
- 3.0
- 山ですから。
クチコミ投稿日:2019/10/04
いいね!:9票
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