博識だったようです

4.0
旅行時期：2019/01（約7年前）

by とよとよ25さん（男性）

品川クチコミ：89件

新馬場駅を降りて、山手通りを大崎駅方面に進み東海道線をくぐり、そのまま東海道線沿線の細い道を歩いていくと、東海寺大山墓地にたどり着きます。たくさんのお墓が立ち並んでいますが、その中でも一際大きなお墓が沢庵和尚のお墓になります。沢庵和尚は江戸時代前期にかけて活躍した臨済宗の僧侶で、紫衣事件により出羽国への流罪などにあいながらも、73歳まで活躍したそうです。僧としてだけではなく、兵法や儒学、書画、詩歌、茶道などにも造詣が深く、晩年は東海寺に身を寄せていたことからここに墓地があるそうです。沢庵和尚というと沢庵漬の考案者という言い伝えを聞いたことがあるくらいでしたので、沢庵和尚の人柄などを改めて知ることができて良い機会になりました。