石造りの玉垣に囲われ数多くの朱い幟が目立っている稲荷神社です

3.5
旅行時期：2019/08（約6年前）

日本橋クチコミ：183件

　地下鉄・茅場町駅から日本橋人形町界隈の散策に向かう途中、日枝神社日本橋摂社に立ち寄った折気が付いた稲荷神社で、石造りの玉垣に囲われ数多くの朱い幟が目立っています。
　朱い鳥居をくぐると、小さな一対の狛狐の奥に屋根に覆われて祠が祀られています。
　場所が、日枝神社日本橋摂社の社殿や社務所が並んでいる左 (北) 隣りだが、境内社にしては祠が反対を向いているなど何となく不思議に感じたところです。
　玉垣内に由来の石碑があるが、なかなか読み取れそうになかったので後程調べたところ、
　当神社は、元禄 (1688～1704) の頃からこの近くに祀られ火災などに遭い復興されていたが、東京証券会館建設に当たり遷座地を慎重に期し、日枝摂社境内と連なるこの地に昭和３８年に遷座された。
　とのことなどから、日枝神社日本橋摂社の境内でなく隣接地であることが分かり、また、玉垣には証券会社など金融関係の名前が沢山あるのに納得した次第です。
　それはそれとして、日枝神社日本橋摂社に来られた折は、ここ明徳稲荷神社にもお詣りすることお勧めしたいところです。