旧南部藩屋敷の下に広がる大伽藍の寺も、現代では僅かな境内に
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- 旅行時期:2019/04(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
麻布 クチコミ:39件
古刹で1661年の創建というから350年以上の歴史がある。。
東京名所図会(明治中期?)という本によると、天真寺の縁起は、「天真寺は麻布本村町にあり、佛陀山と稱し、曹洞宗臨済派に属し、京都大徳寺末なり」とされるという。
また古は、七寶荘厳、大伽藍であったが、本が書かれた当時は既に大破して、児童の遊び場であり、昔日の観をとどめていなかったとも記されているという。
寺の北側は旧南部藩の屋敷で、そこから下る南斜面が広い境内地であったらしい。
南部藩の屋敷の一部は現在は麻布運動場になり、そこから南に下る道そのものが天真寺の境内のようだ。
築地塀に囲まれ本堂、鐘楼、山門などがコンパクトに残されているが、明治22年の古地図で既に境内は狭くなっており、相当な昔に周辺は切り売りされたのであろう。
ここは、お寺の栄枯盛衰を感じさせる境内と周辺だ。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 2.5
クチコミ投稿日:2019/06/07
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