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東京都慰霊堂

名所・史跡

東京都慰霊堂 施設情報・クチコミに戻る

必見の施設ですーー。

  • 4.5
  • 旅行時期:2019/05(約7年前)
norisaさん

by norisaさん(非公開)

両国 クチコミ:5件

東京都慰霊堂には関東大震災による遭難者や東京大空襲による犠牲者が祀られています。

この東京都慰霊堂は、大正12年(1923年)9月1日に発生した、関東大震災による遭難者(約58,000人)の遺骨を納めるための霊堂として、最も被害の大きかった被服廠跡(つまり、この現在東京都横網町公園)に昭和5年に建てられました。(HPを参考にしています)

その右サイドには東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑が設置されています。
そう、この公園は元々は関東大震災の死者を悼む東京都慰霊堂のためのものでしたが、その倍もの犠牲者を出した東京空襲犠牲者を追悼する施設も並設することになったのです。
この内部には空襲の犠牲者を悼む施設があり、東京空襲犠牲者名簿がおさめられていますーー。

復興記念館も併設されており関東大震災の惨状を伝える施設です。
個々人の無念さ、恐怖、怒り、無力感などが伝わってきます。
今は新築ビルラッシュの大東京ですが、同規模の地震が起こった時はどのくらい耐えられのでしょうかーー?

さて、慰霊堂の内部は寺院のような教会のような造り。
前列に数人の方々が腰かけて祈っていらっしゃいます。
100年近く前の凄惨な天災の記憶は永遠に受け継がれていくのでしょうか。

それにしても、この横網町公園、あまりにも人が少なすぎます。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、ではないのですが、1000年も2000年も前ではなく、たった90数年前の大災害、70数年前の大空襲、そしてこの公園内に163000体もの遺骨が納められているというのに全く忘れられたような存在。
ここの敷地で目にしたのはせいぜい15人か20人程度で、浅草には比べられませんが、歩いてきた全ての地域の人口密度と比べるとあまりにも希薄で忘れられたような存在になっているのは残念な気がしましたーーー。




施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
5.0
バリアフリー:
4.0
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2019/06/04

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