昌平橋の名称は、湯島聖堂に祀られている孔子の故郷の昌平郷の名称から名付けられています。
- 3.5
- 旅行時期:2019/02(約7年前)
-
-
by さいたまさん(男性)
神田・神保町 クチコミ:54件
昌平橋の名称は、湯島聖堂に祀られている孔子の故郷の昌平郷の名称から名付けられています。
昌平橋の名称も、いろいろな変遷があります。
一口橋、芋洗橋そして相生橋等と呼ばれていました。
徳川幕府の5代将軍徳川綱吉の治世に、湯島聖堂が設立され、その中に、孔子像が置かれ、儒教が尊重されました。
このため、孔子の生まれ故郷の昌平郷の名称に因み、この橋の名称を「昌平橋」とするよう命ぜられました。
その後、昌平橋の名前が、存続しましたが、明治維新において国学が推奨されるようになり、この橋の名称も、相生橋と改名されることとなりました。
昌平橋の名称に、復した時期は、定かでありません。
現在の昌平橋の親柱には、昌平橋とあります。
昌平橋は、明治6年に大洪水で、流失し、明治32年に修復されています。
現在の昌平橋は、昭和3年に、かけ直されています。
万世橋もそうですが、昌平橋の名称も、いろいろ変わり、混乱を生じている面があります。
名称というものは、すべての根源になるものですので、いたずらに変えるものではありません。
歴史の面から、十分なる注意が必要となることを再認識しています。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/03/05
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する