企業メセナのユニークなオリエント専門博物館。 「金、銀、財宝」の展示を期待すると裏切られる
- 4.0
- 旅行時期:2019/02(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
池袋 クチコミ:58件
1978年のサンシャインシティ開業時に同時開業した、日本で数少ないオリエント関係の博物館だ。(岡山市のオリエント美術館や三鷹の中近東文化センターなど僅か)
初代館長は騎馬民族征服王朝説で著名な江上波夫東大名誉教授で、シリアでの上智大学による遺跡発掘調査などを指導していた。ここ池袋副都心再開発事業を主導していた今里広記氏と意気投合し、サンシャインシティ文化会館7階にユニークな博物館を開館したという。
文化会館のエレベータを7階で降りると博物館の入口で、長い廊下はインド砂岩で装飾されている。シリアでの遺跡発掘の成果や、時代、地域による石器、土器、青銅器、ガラス器、文字などの発達が展示されている。
展示品は研究価値はあっても素人目には地味なものが多いが、通路正面でライオンの毛皮を背負いその手足を胸で結んだというヘラクレス神像が睨んでいるのに出くわしたりする。
2019年よりコレクション展期間中については展示作品の写真撮影が可能になったのは歓迎すべきこと。(撮影禁止マークのある展示作品など規制はある。)
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2019/02/27
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