飯田橋の雑居ビルでモロッコ
- 4.0
- 旅行時期:2019/02(約7年前)
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by 菊花さん(女性)
神楽坂・飯田橋 クチコミ:3件
平日の夜に席だけ予約して利用。店内はお世辞にも広いとは言えないが、狭すぎるというほどでもない。モロッコの民族衣装を着た男性店員さんが一人で丁寧なサービスをできる規模、と言えばイメージがつくか。
とにかく色々と食べてみたかったので、ロイヤル・コース選択、プラスでビールやカクテルを注文。
トマトベースに豆が入ったハリラ・スープ、ローストした豆のルビア・スープ、どちらも「おっ!」となる味。中でも、ルビア・スープはちょっと今までに食べたことがない感じの味。多くの香辛料が使われているだろうことは想像できるのだが、何が使われているのか全く分からない(笑)
続いてレタスとトマトのモロッカンサラダ、モロッコの春巻き・シガール、チーズの包み揚げ・ブリワットが登場。これまたどれも美味しいのだが、困ったことにシガールはナイフとフォークで食べようとすると春巻が崩壊して刻み野菜と揚げた皮に完全分離してしまう。
タジン鍋に入って提供されたシーフード・クスクスは、トマトベースのスープで海鮮類を似てクスクスに乗せたものなので、見た目の印象からトマトベースの味が主張するのかと思いがち。だが、食べてみると口の中で明らかに広がるお魚の出汁の味。クスクスと混ぜることで、出汁の主張が実に良い感じになる。テーブルに置かれた香辛料(塩、胡椒、ハーブ系の何か)を適当に振りかけて自分好みの味を探すのも楽しい。
ケフタ・タジンは、タジン鍋の蓋がされた状態からでも明確に分かる「すき焼き」な香り。蓋をあけると半熟の目玉焼きが乗っていて、店員さんがこれを崩して肉などの具材と適度に混ぜてくれる。もう、すき焼きにしか見えない。食べてみるとすき焼きよりもくどさ控え目で、これまた何だか分からない香辛料がモロッコ感を醸し出している。白米の上に乗せて食べたい、あるいはピタパンに挟んでも良いと思う・・・!
デザートはスライスしたオレンジにシナモンがかかったシンプルなもの。
色々と食べられた幸せな気持ちと、もう1皿(というかもう1鍋)行けそうな適度な胃の余裕を感じつつ、うっとりとした余韻とともに店を出た。
- 施設の満足度
-
4.0
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/02/23
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