山梨県立美術館:ミレー「種をまく人」など、バルビゾン派の所蔵は世界トップクラス♪
- 4.5
- 旅行時期:2019/02(約7年前)
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by JGC_SFCさん(男性)
甲府 クチコミ:1件
開館は、1978年11月3日♪
ジャン F. ミレーの「種をまく人」を始めとする、フランス・バルビゾン派の作品を数多く所蔵している。
ミレーの作品では「種をまく人」以外にも「落ち穂拾い・夏」や「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」なども所蔵、バルビゾン派の美術館として、世界的にも評価が高い。
ミレーに目が行きがちだが、ピエール E.T. ルソーの「樫のある風景」を始めとする、バルビゾン派の多くの作品が素晴らしい。
因みに、ルソーはもっと評価されても良い画家だと思う。
バルビゾン派以外の作品では、山梨県の出身や同県に縁の画家たちの作品も多く、地方の公立美術館としては、非常に高いレベルだと思う♪
この『山梨県立美術館』は、1950~60年代、公共文化施設の整備が遅れていた山梨県での、文化レベルの向上の意義もあって計画されたとも言えそうである。
計画段階から、コンセプトを決定。それは、地勢的にも共通点が感じられる、フランスの地方(田舎)をテーマにした『バルビゾン派』の作品を中心に・・・であり、それは開館40年以上経過した今も守られている。
ロケーションは、JR甲府駅から路線バスで15分(280円)ほど。日中は、ほぼ20分毎に運行されている。
南アルプス、富士山も望める素晴らしいロケーション♪
入館料は、常設展・510円、特別展・1,000円で、各種割引もある♪
以下、公式サイト。
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/index.html
2019年2月20日(水)、数年ぶりに訪問したが、冬の平日にも関らず、多くの入館者が県内外(海外も)から訪れていた。
とも角お勧めの美術館のひとつ。是非訪問してみて下さい。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- JR甲府駅から路線バスで15分(280円)、日中は20分毎の運行です。タクシー利用だと1,600円ほど。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 常設展示は510円、特別展示は1,000円。各種割引(シニア, 学生等)もあり♪
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 来館者は比較的多いですが、ゆったりした展示スペースのため、窮屈さは全く感じません♪
- 展示内容:
- 4.5
- とも角、フランス。バルビゾン派の作品群は素晴しい♪他に山梨出身や同県縁の画家たちの展示も充実♪
- バリアフリー:
- 4.0
- エレベーターなども完備、不便はないと思います。僕が行った時も車椅子の方々が何人か楽しそうに鑑賞していました。
クチコミ投稿日:2019/02/21
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