本来のテーマは本当に大きいものだと思います
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- 旅行時期:2019/01(約7年前)
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by たびたびさん(男性)
早稲田・高田馬場 クチコミ:94件
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館は、イギリスの劇場「フォーチュン座」を模して設計されたという建物。早稲田大学の校内では、かなり目立っています。
英文学者、坪内逍遥のシェークスピヤ全集の翻訳事業の完成を記念して設立されたようですが、一方で、演劇とは何か。踊りのように演ずること自体に楽しさや面白さがあるのですが、一方では例えば古典の神髄を演じて見せることで、文学とともにその国の精神的なバックボーンを形成・浸透させるという一面もあるように思います。演劇を考えるということはその国の精神を考えるということにもつながるはずなんですが、そうした視点でとらえることはなかなか難しい。ボランティアガイドさんがいて、少し雑談させてもらいましたが、坪内逍遥も翻訳をすることでほとんど手一杯だったのではないかというコメントにはさもありなんという思い。本来のテーマは本当に大きいものだと思います。
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- コストパフォーマンス:
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- 人混みの少なさ:
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- 展示内容:
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- バリアフリー:
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クチコミ投稿日:2019/02/01
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