大東亜戦争以前の日本の歴史も学べます！

5.0
旅行時期：2019/01（約7年前）

市ヶ谷クチコミ：8件

　入口でチケットを購入しゲートを通過します。そのままエスカレーターを２Ｆに上るとかつての日本兵の像や遊就館全体のオブジェがあります。主に靖国神社が戦時中の歴史や当時の欧米列強の支配を現代の人に伝えていくものと認識されがちですが、実際はそれ以前の歴史も記録されてます。

　まず皇室についての歴史の流れが展示されてました。初代の神武天皇から皇室がどのように引き継がれてきたかを学ぶことができます。そして次に見たものは戦時中に使用されていた兜や弓などの歴史的展示物です。遊就館には６０分コースと１２０分コースで別れているので、見たいコースを地面の矢印にしたがって歩いて行ってください。

　１２０分コースを選択し、見たものが歴史の流れを年代で示した欧米列強の植民地図でした。また、戦時中のビデオも上映されており如何に当時の日本人が過酷な年代を生き抜いてきたかがうかがえます。日本は植民地にされるか否かの国家存亡をかけた戦いでもありました。当時アジアで独立を保っていたのはタイ王国と日本だけです。アフリカにおいてはエチオピアだけです。

　さらに進んで見ていくと大東亜戦争でたくさんの亡くなった若き青年の顔写真や特攻していくに際して遺した遺書が展示されてました。英語表記もされてます。特に旨にぐっと来たのが特攻隊として行く青年たちが笑顔で顔写真に写っていることです。自分だったら戦時中の最中に笑顔でいるなんで絶対できないと思います。それでもオレは彼ら青年は決して作り笑をしてない、純粋な笑顔であることが伺えます。決して偽りなんかではありません。彼らが特攻で行ったとき、どのような心境だったのか気になります。

　最期の展示場においては当時活躍した日本の軍艦や魚雷が展示されてました。特に魚雷はめっちゃでかかったです。
　※展示場は一部一部で写真撮影が禁止されてる場所があったので、多くは撮影できませんでした。なお、戦後の間違った教育を受けた人はここに来ると如何に学校の歴史教育が左寄であるか分かりますし、洗脳がとけるのではないでしょうか？