仏果山

自然･景勝地

犬も登った仏果山（標高747ｍ）

4.0
旅行時期：2019/01（約5年前）

丹沢・大山クチコミ：25件

標高747メートル。
山頂からは、視界が良いと関東平野が一望でき、振返れば眼下に宮ケ瀬湖、そして大山、相模湾などが見える。
なお、富士山は大山・丹沢山塊に隠れて見えない。

登山時期は冬期間が登りやすく、この時期ならヤマビルも出ることが無いし、マダニもさほど気にならない。
この位の標高なら夏の暑さも下界とあまり変わらず、積雪状態も下界と変わらない感じなので、コンディションとしては東京や神奈川の郊外の平地の感覚でいる。

登山口は、大まかには6カ所で、宮ケ瀬ダムの袂、宮ケ瀬湖の畔の大棚沢、土山峠、坂尻、半僧坊、半原がある。
このうち、大棚沢（仏果山登山口）、土山峠、坂尻、半僧坊、半原（又はあいかわふれあいの村センター前）には本厚木駅へ向かうバス停があり、宮ケ瀬ダムの袂の登山口も、あいかわ公園へ向かう要領で、愛川大橋のバス停から、更に営業時間内であればダムのエレベーター（9時-17時くらい・無料）やインクライン（10時-16時くらい（時期変動あり・要確認046-281-5171）。片道￥200円）などを利用してダム上まで行くことができる。
バス利用だと縦走ができて、武田・北条の古戦場を辿る半原越の道を利用するのも面白いと思う。

今回は宮ケ瀬湖の畔、大棚沢の仏果山登山口を利用した。
道路脇には大棚沢広場が湖岸にへばりつくようにあり、15台ほどが停められる無料の駐車場（8時-17時）があり、結構、車が停まっていた。
登山口真ん前のバス停には1時間に2本程度の便があり、本厚木駅と宮ケ瀬湖畔園地のある宮ケ瀬を結ぶバスが往来していた。
そこから山頂までは、ひたすら木立の中の道で、木の間越しに宮ケ瀬湖や、標高を上げると相模湾が見える程度だ。
宮ケ瀬越で宮ケ瀬ダムや半原方面の道と合流してからは、愛川側の景色も見えた。
犬も一緒に登ったが、急登と緩斜面（時には下り）を繰り返し、中小型犬にとっては、入口の階段と、局所的に現れる急な段が厳しい程度だ。
宮ケ瀬越を過ぎてからは尾根道で、特に山頂直下の急登が厳しい程度で無事登ることができた。
尾根はやや細いものの、半原越方面ほどではない。
なお、下りでは少々へばって、ズルをしてしまった犬であった。

山頂部も木々が生えて木の間越しに景色が見える程度だが、展望塔に登ると、360°スッキリ景色を堪能することができた。
関東平野の眺めは素晴らしく、東京スカイツリーや横浜ランドマークタワー、東京のビル群などのほか、遠く筑波山もはっきり見え、感動的な景色を堪能できた。