目立たないがなかなか趣のある人道橋です

3.5
旅行時期：2018/12（約7年前）

秋葉原クチコミ：53件

　秋葉原界隈を散策の折通ったのが人道橋のここ神田ふれあい橋で、ＪＲ東北新幹線の神田川橋梁 (鉄橋) の直ぐ東 (下流) 側にあり南側の千代田区神田須田町２丁目と北側の神田佐久間町１丁目とを結び神田川に架かる数多くの橋の一つです。
　この橋は、東北新幹線の橋梁工事用の橋だったが、地元の要望によって平成元年 (1989) ４月から一般に開放された歩行者専用の橋で、神田川に架かる数多くの橋のうち最も新しく、両地区の住民が直接往来できることになったので、親しみをこめて「神田ふれあい橋」と名付けたとのことです。
　工事用の橋だったためでしょう、計画的に架けたような形でなく、やや斜めで簡素な感じがし両側とも入り口が分かり難く目立たない存在です。
　とは言え、上流側の万世橋と下流側の和泉橋の中間辺りにあるので歩行者にとっては遠回りしないで済み、特に両地区の住民にとっては非常に便利になったことと思います。
　また、一般に開放されるので付けたのでしょう、お洒落な照明塔とともに欄干には、かつての街や川の様子を描いたプレートが取り付けられているなど、なかなか趣のある人道橋です。
　ここ神田ふれあい橋は、都会にある珍しい橋ではと思うので、散策途中などに歩いてみることをお勧めしたいです。