千川用水沿いにあった桜並木は、暗渠化されても健在

3.5
旅行時期：2018/11（約7年前）

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千川通りは、豊島区の椎名町から練馬区を東西に横断し、上鷺宮地区では中野区もかすめ、練馬区の西端の青梅街道関町までの都道439号線の通称だ。「千川」とは千川用水を完工させた多摩郡仙川村の百姓の名前から来ているようだ。

そもそもは関武蔵野市境橋で玉川上水から分岐した千川用水沿いの道で、用水にあった桜並木は、用水が暗渠化されても健在の部分がある。
千川通りに入る手前の上流部はまだ開渠で用水が流され桜並木も見事だが、千川通りは狭いので暗渠の上まで道路になっている部分が多い。
沿線で中村地区は、戦後すぐに区画整理が行われて桜並木の反対側に道路が拡幅されたのであろう。そのため西武池袋線の中村橋駅付近は、桜並木が残り、春には美しく咲く。

千川通りは、片側１車線の部分が多く、練馬駅付近で商店街を通ったり信号も多く、中村橋駅から東側は走りにくい。その先、上井草駅の西で西武新宿線と平面交差し、踏切が変形交差点になっているので、走り抜けるのは困難だ。