歌舞伎公演も行われるが、多目的貸ホールは芝居には不向き。
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- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
練馬 クチコミ:84件
ここは練馬駅の北口に面し、元々は準工業地域でカネボウの工場があった。昭和40年代に工場が閉鎖され、跡地を練馬区が買収して、大小の多目的ホールを持つ練馬文化センターを1983年(昭和58年)に開業させた。
当時は多目的ホールをつくり、演劇も音楽も集会も行えるというのが流行りであった。大ホール1,486席と小ホール592席があり、客席のキャパシティはそこそこあるが、舞台奥行きも、サイドステージも狭い。
歌舞伎公演も行われるが、場面転換を伴う芝居には不向きな貸ホールになってしまった。一方、専用ではないので音楽公演にも不向きであろう。駅との連絡も悪い、単なる貸小屋になってしまっている。
地方の小都市であれば多目的ホールでも止むをえないであろうが、人口が50万人以上もあり、発展を続ける練馬区には、演劇専用の劇場と、音楽専用のホールをつくる選択が正しかったように感じた。折角、交通の便が良い駅前なのだから、よい小屋であれば都内から客が集まる。
また、駅のペデストリアンデッキか地下道を会館に直結させるなど、公共建物でしか実現が難しい客導線も考えて欲しかった。
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2.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/11/05
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