東京都２３区内だというのに単線の路線は、のどかだが不便。乗り遅れたら歩いた方が早い。

3.0
旅行時期：2018/11（約7年前）

練馬クチコミ：84件

西武鉄道のメイン路線である池袋線（池袋～飯能）の練馬駅から北東１キロの豊島園駅を結ぶ路線で、1927年(昭和2年）に豊島園遊園地へのアクセスを主目的に建設・開業された歴史がある路線だ。

しかし、いまどき単線のままで、連続立体（高架）化された練馬駅乗り入れ部分を除いて踏切があり、電車も心なしかのんびりと走っている。このためラッシュ時以外は終日15分間隔というのどかな間隔で、乗り遅れたら歩いた方が早い。途中の駅や交換設備がないためだ。立体化によって本線や西武有楽町線との平面交差がなくなり、直通運転に便利になった。

運転経路は、一時期、池袋線から切り離されて独立して４両編成で豊島園駅～練馬駅間を往復していた時期もあったが、その後は池袋駅直通が復活し、練馬駅～池袋駅間の乗降客用の８両編成の各駅停車が豊島園駅始発で池袋駅を往復している。即ち、１キロの盲腸線が引き上げ線代わりになっている感がある。

大江戸線の豊島園駅が開業して以来、こちらは６分間隔運転で、練馬・新宿・六本木・汐留などに直通できるので、１５分間隔では不便で競争になっていない。