江戸時代の奥州・日光街道の名所であった草加松原(千本松原)と称された地にあります!
- 3.5
- 旅行時期:2018/04(約7年前)
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by hiroさん(男性)
草加 クチコミ:6件
『松尾芭蕉文学碑』へのアクセスは、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「獨協大学前(草加松原)駅」東口から徒歩5分程度(約350メートル)です。
今回は、「獨協大学前(草加松原)駅」から「草加市文化会館」に行く際に目にしました。
『松尾芭蕉文学碑』は、「おくのほそ道」の旅の第一日目に記されている「その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり」の銘文が刻まれている碑として、1991年(平成3年)に綾瀬川沿いの南北に広がる美しい松並木が続く「草加松原遊歩道」に架かる和風の太鼓型歩道橋「百代橋」の袂に新たな碑が建立されています。
「おくのほそ道」は、1689年(元禄2年)に46歳の「松尾芭蕉」が全行程およそ600里の奥州から北陸道を巡った日本を代表する紀行文学です。
旅の始まりは、江戸深川から「奥州・日光街道」一番目の宿場町「千住宿」まで舟で渡り見送りの人々に別れを告げてから門人の「河合曾良」を伴い歩いて二番目の宿場町「草加宿」を訪れています。
『松尾芭蕉文学碑』のある場所の「草加松原遊歩道」に架かる「百代橋」の名称は、「おくのほそ道」の冒頭「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」から引用されるなど、綾瀬川に沿って続く「草加松原遊歩道」の松並木の風景は壮観であり、江戸時代より「草加宿」の北側部分が「草加松原」や「千本松原」などと呼ばれていた名所が今なお「おくのほそ道」の時代の雰囲気を伝える一連の風致景観の一つとして評価され、2014年(平成26年)に国指定名勝「おくのほそ道の風景地草加松原」が登録されています。
およそ1.5キロメートルある「草加松原遊歩道」には、『松尾芭蕉文学碑』のほかに遊歩道南端に「松尾芭蕉像」などもあるので、機会があれば「松尾芭蕉」が歩いた江戸時代の「奥州・日光街道」の名所であった「草加松原(千本松原)」を「おくのほそ道」の雰囲気を味わいながら松並木が続く遊歩道の各所に点在する石碑などを散策してみたいと思います!
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 獨協大学前(草加松原)駅・東口から徒歩5分程度です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 草加松原遊歩道・百代橋の袂にあります。
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/10/28
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