歴史に翻弄されてきたお寺です
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- 旅行時期:2018/09(約6年前)
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by mamusunさん(女性)
品川 クチコミ:187件
浄土真宗本願寺派の寺院です。證誠寺は承久3年(1221)に、天台宗常楽寺と号して霞ヶ関に創建しましたが、開基の了永が浄土真宗親鸞の教えを聞き、弟子となります。
その後浄土真宗に改めて證誠寺と号して了永大僧都が開山しました。
西久保への移転をし、さらにその後承応2年(1653)この場所へ移転したといわれています。
阿弥陀如来の御本尊の他に、稲荷大明神をまつっていましたが、明治にはいるとすぐ神仏分離令で社のあった境内地を、明治政府に寄進することとなってしまいましたし、第二次世界大戦では物資の不足で、昭和十七年に鐘楼の梵鐘を供出したり、本堂も焼失してしまい、明治以降はかなり時代に翻弄されているお寺です。
今の状態に戻すのもとても大変なことだっただろうと思いました。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2018/10/08
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