アルミカーテンウォール超高層ビルの嚆矢とも言える楽しいビル
- 4.5
- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
浜松町・竹芝 クチコミ:2件
超高層ビルの曙といえば三井霞が関ビルだが、次いで建ったのが浜松町の世界貿易センタービルだ。
三井霞が関ビルは三井不動産の単独事業のイメージが強いが、ここは財界各社による民活第1号ともいうべき都市再開発になる。1970年の竣工で、40階建て、高さ152mの超高層ビルは、霞が関ビルを上回り、京王プラザホテルに抜かれるまで日本一だった。特に斬新なのはアルミ自然発色のカーテンウォール外壁で、他のビルの白っぽい磁器タイルPC版などに比べ、茶色い姿は見分けやすい。潮風に強いのであろう。
地下には東京電力の変電所、下層部にはバスターミナルやモノレール駅など公共的な再開発色も強い。最上階には有料展望室がつくられ、霞が関ビルや京王プラザ展望室が転用閉店した後も、結婚式など行って頑張っている。展望室がペントハウス部分の外周廊下状で転用が困難という事情もあろうが、海上を走る船や足元の新幹線、電車、モノレレールなど動きがあるので、何度登っても楽しいビルだ。
建替えも計画されており、2021年には解体が始まるという。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/09/30
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