都会の中に残された武蔵野の湧水池の植物
- 4.0
- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
練馬 クチコミ:84件
石神井公園の2つの池のうち、上の池である三宝寺池には、かつて湧水が湧き武蔵野の水生植物が繁茂していた。周辺の都市化の進展で湧水が枯れたが、地下水を汲み上げて沼沢植物群を守っている。植物群は、幼魚やカイツブリの幼鳥などが隠れる茂みにもなり、生態系維持に役立っているように感じる。完全に手付かずではなく、手入れもされているようだ。
コウホネやミツガシワのほか、スイレン(ヒツジグサ)やショウブ、カキツバタなども咲くが、野生なので地味で、庭園のような派手さは期待しない方がよい。
60年前は、一周する歩道は所々ぬかるみもあって、自然そのものであったが、現在は広いウッドデッキの遊歩道が整備されている。遊歩道以外は山道のような小径も残されている。遊歩道は池の植物群の上空にかかっている部分もあり、観察には便利だ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/09/24
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