ルーヴル美術館展 肖像芸術に行ってきた
- 4.0
- 旅行時期:2018/08(約6年前)
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by Donny.papaさん(男性)
六本木 クチコミ:6件
ルーヴル美術館展肖像芸術という名の展示会、ルーヴルという名に惹かれてやって来た。
肖像ということに焦点をあててプロローグ、記録のための肖像、権力の顔、エピローグと4つに分かれて展示。
やはりナポレオンの絵が幾つか展示されているのが興味深い。戴冠式の絵よりも自然な「アルコレ橋のボナパルト」(1996年)のほうがきりっとした青年の顔だった。
必見はヴェローゼの「女性の肖像」(一般的には美しきナーニとして知られている)。
まずは豊満(解説書では豊潤と言われているが)な身体が上品さと気品の高さを感じさせてくれる。胸にあてた手
身に付けている衣装や装飾品の豪華さも高い格式の家柄と想像できる。
小さな顔立ち、物思いに耽るようにうつむき加減に斜め下方を見つめる視線からは官能的な美しさを感じさせる。
入館して最初の展示では「ちょっと期待外れかな」とも思ったがその後に続く展示でルーヴルの奥深さを感じられた。
半年前に訪れたルーヴルだが、再訪して新たな発見をしたいと思う。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 3.5
- バリアフリー:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/08/06
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