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草加市伝統産業展示室

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草加市の地場産業について歴史などを学ぶことができます!

  • 4.0
  • 旅行時期:2018/04(約8年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

草加 クチコミ:6件

『草加市伝統産業展示室』(愛称:ぱりっせ)は、草加市の三大地場産業である「草加せんべい」、「ゆかた(染物)」、「皮革製品」の展示コーナーおよび販売コーナーを合わせ持つ「草加市文化会館・コミュニティー棟」1階に開設された施設です。
愛称の『ぱりっせ』とは、”せんべいを割る「ぱりっ」という音と「せっせ」と働く職人さんをイメージ”したもので、2011年(平成23年)に『草加市伝統産業展示室』を地場産業の発信拠点にするための改修工事によるリニューアルオープンに合わせて実施された公募により選ばれたものです。
三大地場産業の「草加せんべい」については、草加が古くから良質で豊富な水による米どころといわれ江戸時代から「日光街道」および「奥州街道」の宿場町である「草加宿」として栄えており、街道沿いの茶屋で利根川沿岸で造られるようになった良質の醤油を「焼きせんべい」に塗って販売したところ、手頃な値段と軽量で旅の途中での間食として香ばしい醤油の香りと味が旅人に好評となり草加の名物になったといわれています。
「ゆかた(染物)」については、江戸時代後期の江戸大火により神田の染織業者が焼き出され、水が豊富な草加に移住し事業を再開したのが始まりと伝えられています。世界的にも大都市であった江戸に生産した浴衣を出荷するために草加地方の農閑期の余業として受け入れられ、明治から大正と時代の移り変わりの中で製作方法の技術的な進歩にもいち早く対応して、高品質で生産性の高い地場産業となっています。
「皮革製品」については、1935年(昭和10年)に「皮革」の製造工程(なめし・染色など)で大量の水を使用するでため地下水が豊富であった草加に皮革会社の工場が開設されたのを基に東京三河島方面からの移転・進出などが続き、現在は素材(なめし・染色など)から最終作品(縫製・製品)まで幅広く生産する地域として全国的にも珍しい産地となっています。
今回は、「草加市文化会館・ホール棟」で実施されたテレビ番組の公開収録を閲覧するために「草加市文化会館」を訪れて「大ホール」が開場される間での時間を利用して、『草加市伝統産業展示室』に立ち寄りました。
草加といえば、「草加せんべい」のイメージしかありませんでしたが、『草加市伝統産業展示室』の展示コーナーで草加市の三大地場産業の歴史やそれぞれの製品の生産工程などが分かりやすくコンパクトに展示・紹介されており、草加市の地場産業について短時間で学ぶことができてとても良かったです。
販売コーナーでは、草加せんべいが沢山揃えてあり、ゆかた地の手ぬぐい・ブックカバー、財布・キーホルダー・カバンなどの皮革製品などの地元製品が揃っています。
(観光気分でオーブントースターで簡単に焼けるおせんべいの生地をゲットしました・・・)
その他に草加市内ガイドマップなどのいろいろなパンフレットが揃っていますので、近くを通った際にまた立ち寄ってみたいと思います。
『草加市伝統産業展示室』へのアクセスは、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「獨協大学前(草加松原)駅」東口から県道403号線を約450メートル(徒歩6分程度)で「綾瀬川」に架かる「松原大橋」を渡って右手の「綾瀬川」沿いの建物です。
また、毎月第4土曜日の10時から16時には、「せんべい焼き体験」、「レザークラフト体験」を行っているとのことなのでこちらも気になりました。(要予約、費用はそれぞれ500円)

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
獨協大学前(草加松原)駅東口から徒歩6分程度です。
コストパフォーマンス:
5.0
入館無料です。
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
4.0
草加市の三大地場産業について展示されています。
バリアフリー:
4.0
草加市文化会館・コミュニティー棟1階です。

クチコミ投稿日:2018/06/03

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