幹線扱いのローカル線です♪
- 5.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
伊賀・上野 クチコミ:1件
草津から柘植(つげ)間の36.7kmを走る草津線。一部の駅を除いて離合可能であるものの全線単線の路線です。
電化は昭和55(1980)年に完成しているものの、京都まで直通する列車はDD51の牽引する50系客車でした。スピード化には縁遠いこの列車は遅れることが当たり前で、石山から僅か14.5kmの距離である京都駅までに必ず後発の113系普通列車に抜かれるという残念な列車でした。
しかし沿線はバブル期よりの宅地ラッシュだったこともあり、京都駅までの直通列車は電車化されて現在に至っています。
草津から名古屋に至るルートは東海道本線より距離が短いというメリットはあるものの、柘植までの各駅停車の運行のみとなった現在、乗換えの時間を含めると比べものにはならない現状となっています。
新名神高速道路の開通によって、土山サービスエリアに停車する京都・大阪発の高速バスが増え、乗客数の減少が懸念されましたが、草津線沿線の駅を拠点にコミュニティバスが運行されるなど沿線自治体からの後押しもあり、さほど影響を受けていない恵まれた環境です。
子供の頃に熊野市から亀山経由京都行きの気動車急行くまのに乗った記憶があります。急行とはいえのんびりした列車旅をした私にとっては懐かしい思い出の路線でもあります。
221系や223・225系といった現行車両の他に113系や117系といった本線を走らなくなった旧型車両が一線で活躍している他に、明治時代関西鉄道として開業した当時の建造物が残るというリアルな〝歴史村〟の路線でもあります。昭和の遺構〝ボットン便所〟が残る駅舎に不満の声もありますが、毎日使わないお気楽乗り鉄〟には、近くで楽しめるローカル線の楽しさがある路線です♪
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 割増はありません。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 柘植行きは結構混雑します。
- バリアフリー:
- 5.0
- 車椅子スペースは確保されています。
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 駅間は少し離れています。
- 車窓:
- 5.0
- 景色は目まぐるしく変わります。
クチコミ投稿日:2018/05/21
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