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1.0
旅行時期：2018/04（約8年前）

長瀞クチコミ：1件

2018/4/1。長瀞の桜は満開で、宝登山神社の参道も、長瀞駅前もそれはそれは美しい桜の花で満ち溢れていました。日曜日ということもあり、混雑を予想し早めに高齢の両親と共に出かけて、神社に参拝を済ませ、ライン下りの船にも乗り「桜の花は満開だし，暑くも寒くもない、丁度いい日に来たね。さあ、お昼！やっぱり名物の蕎麦かな？」と皆上機嫌で駅前を散策すると、何軒かあるお蕎麦屋さんは外に並ぶ程、混んでいました。すると、古民家風の落ち着いた雰囲気のこの店は子供を入れない方針のため、外に並んでいる人もいないのかと思い、私たちは大人だけだったのでラッキー！とばかりに店内に入りました。
すると・・・入っても「いらっしゃいませ」の一言もなく一瞥されただけ。エッと思いましたが、忙しいのだろうと、仕方なく先に待っている人がいる囲炉裏端のような座敷に上がり、待つこと暫し。
順番が来たらしく奥の座敷に通されました。そこで示されたのは選択肢のないメニュー。で、「四汁そば」（税込1,728円）以外頼めなそうなのでこれを注文。
その段階で注意事項、「できたら呼ぶので、必ず一人で全員分取りに来て下さい。何人もで取りに来られると大変なことになるので」と言われた。（そもそも、一人前1,728円取っといて社食じゃあるまいし、取りに来させるってのもびっくり。それに一人で取りに来ないとなにが大変なのかさっぱりわからない。）
高齢の両親は足が悪いため、「椅子はありませんか？」と聞くと冷たく「ありません。」とあしらわれ、仕方なく私達の座布団を重ねて座りました。
蕎麦が茹で上がったようで、呼ばれて取りにいくと別に混雑もしていなくて複数余裕で取りに行けるスペースがありました。大変って？何かのコダワリ？さらに当然両手で私が4人分持った時に、伝票が残ってしまい、どうしようか困っているのにそばで見ている店の女性はまったく知らんぷり。当然持ってきてくれるものと「どうしましょう？」と聞くと、「ポケットに入れたら？」との答え。本当に驚きました。
さて、これだけこだわった肝心の蕎麦はどうかというと、あくまで接客によるマイナスの主観は排除して客観的に評価すると
①量が圧倒的に少ない
②四汁とはいうものの、通常のタレ、ゴマダレに大根おろしととろろが加わっただけ。(実質2汁+薬味）
③4人で薬味が小皿にひとつしかなく少量で全員に行き渡らない
④田舎蕎麦でしたが麺の太さがバラバラ
⑤価格が高い（コスパが悪い）
ということで、残念ながら平均以下という評価です。
さらに個人的な感想ではありますが、ホスピタリティという点では、都心の横柄と評判のラーメン店でもここまで低いところはなかったので、正直驚きました。
また、店の雰囲気がいいという評価もありますが、私達は4人だったため大丈夫でしたが、これだけ相席をさせられている人が多いと雰囲気もマイナスです。残念。

結構、長瀞・秩父は行きますが、今後リピートはありません。