毎年1月から3月は、芸術系学生たちによる「卒業制作展」で楽しめます!
- 4.0
- 旅行時期:2018/03(約8年前)
-
-
by hiroさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:2件
『東京都美術館』は、1926年(大正15年)に日本初の公立美術館「東京府美術館」として「上野恩賜公園」内に開館しています。
『東京都美術館』の現在の建物は、開設当時の建物老朽化および来館者や使用団体の増加に対応できなくなったことにより、1975年(昭和50年)に地下2階、地上2階建て、延べ床面積31,944平方メートル、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造の新館として、開設当時の旧館の隣に完成したものです。なお開設当時の旧館は、1977年(昭和52年)に取り壊しとなり「上野恩賜公園」の敷地となっています。
新館の建物は、日本を代表する建築家「前川國男」氏による設計で、第17回「建築業協会賞(BCS賞)」を受賞しています。
「BCS賞」は、旧・建築業協会(通称:BCSは、「建築業協会」英語表示の頭文字です。現在の団体名は「日本建設業連合会」)によって1960年に創設された賞で、国内の優秀な建築作品を毎年表彰している名誉ある賞です。
また、「上野恩賜公園」内には、建築家「前川國男」氏が設計した建物として、「東京文化会館」、「国立西洋美術館 新館」があります。
2010年(平成22年)から約2年間に渡り『東京都美術館』は休館となり建物老朽化による大規模改修工事(ユニバーサルデザインの整備、展示室の環境改善、エレベーター・エスカレーターの増設、レストラン・ショップの拡充など)が行われ、2012年(平成24年)にリニューアルオープンしています。
『東京都美術館』は、「創造と共生の場」、「心のゆたかさの拠り所」を意識した「アートへの入口」として「企画展」の他に多くの「公募団体展」の会場としてのイメージがあり、以前にも「公募団体展」を見に数回訪れたことがありました。
「日展」、「二科展」、「国展」などの大規模な「公募団体展」が、2007年(平成19年)に東京都港区六本木に開館した「国立新美術館」に会場を移していますが、今回は、「美術大学」、「芸術系高校」の「卒業制作展」を見に訪れました。
学生たちによる卒業に向けて取り組んできた様々な想いのこもった作品を見て廻るのも楽しいものです!
各学校の「卒業制作展」は、毎年1月から3月にかけて行われているとのことなので、機会があればまた見に訪れたいです。
また、定期的に誰でも参加できる(当日先着30名まで)「建築ツアー」(「美術館の建物そのものも楽しんでほしい!」そんな思いから始まったツアー)があるようなので、こちらにも機会があれば参加してみたいと思います。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 上野動物園表門(JR上野公園口)の脇です!
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 芸術系学校の「卒業制作展」は入場無料です!
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/04/01
いいね!:11票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する