都会の秘境、ここも横浜　海芝公園

4.0
旅行時期：2018/02（約8年前）

by yeppoon_loverさん（男性）

鶴見クチコミ：1件

東芝さんが、工場の敷地の一部を提供して、一般の人向けに開放している公園で、ＪＲ鶴見線・海芝浦駅に隣接しています。

海芝浦駅は、横浜の京浜工業地帯に通勤客を運ぶ鶴見線の中でも、東芝の工場に勤務する人たちの輸送に特化した海芝浦支線の終着駅で、公園同様、東芝の私有地に設置されています。
そのため、この駅で電車を降りても、東芝の社員でない限り、どこへも行けないのですが、電車のホームが海に面していると言う、その独特のローケーションから、一般の人たちの来訪が後を絶たず、東芝がそう言う人たちに配慮して、この公園を設置したそうです。

ここには、電車でしか到達できず、車はおろか、徒歩でさえも辿りつくことができないので、「都会の秘境」を体験でき、一味違うショートトリップを楽しめます。
海の真ん前なので、夜はデートスポットになる…と、どこかで聞いたことがありますが、ま、それは、私には無縁な世界ってことで（笑）
昼間は２時間に1本しか電車が来ないため、一般の人は、来た電車で引き返すしかありません。そのため、海芝浦駅に到着するとき、車掌さんが、電車が鶴見に引き返す時間を案内してくれますが、これも、この場所への訪問ならではの体験ですね。

電車が引き返すまでに２０分ほどの時間がありますが、これは一般の人たちが公園で一息入れることを配慮してくれていると思われます。
自分たちの事業を営む施設、いわゆる「仕事場」に、お金を何も落とさない我々を受け入れてくれることに、感謝をしないといけません。