曲亭馬琴が婿入りした「伊勢屋」のあった地
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- 旅行時期:2017/11(約8年前)
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by jmleedoさん(男性)
神田・神保町 クチコミ:1件
曲亭馬琴(1767~1848)は「南総里見八犬伝」の作者として有名だが、周りの人々と反りが合わないことが多く、上手い人間関係が築けなかった人、という印象が強い。戯作者としての幅広い交遊の中で当然合わない間柄の人もいて、それが特にクローズアップしまった、ということだと思われる。
この場所には、1793年に馬琴が婿入りした下駄屋「伊勢屋」があった。彼はここで執筆に専念し、商売を手伝うでもなかったので、姑からは嫌味を言われ続けたらしい。
1824年神田明神下にある医師の息子宗伯の家に移るまで、ここに住み続けた。
出世作となった読本「高尾船字文」が1796年発表、「椿説弓張月」が1807~11年刊行、「八犬伝」も14年の刊行開始なので、いずれもこの家で執筆に精出したことになる。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/11/23
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