一品、一品が手が込んでいた。どれもおいしい。猫好きだそうで、店名の由来は猫。店内禁煙もいい

3.5
旅行時期：2017/07（約8年前）

阿佐ヶ谷クチコミ：1件

中央線の阿佐ケ谷駅を降りて、高架の線路下に沿って新宿方向に延びているのが「一番街」。映画を見たあと、プラプラ歩いていて、「店内全面禁煙」「プレート７５０円」の２つの文字に魅かれて入ってみた。煙草を吸う人はいないので、空気がきれいだ。「プレート」というのは、夏のおひたし（トマト、トウモロコシ、スナップえんどう）、ブロッコリーアンチョビマヨ和え、カブそぼろ煮、豚しゃぶサラダ、穴子煮が載っていた。トマトはさっとゆでて皮を丁寧にむいたのであろう、と容易に想像できるほどきれいな外見をしていた。一口ふくむと、ひんやりしていて、もう一つの丁寧さを感じた。こういうふうにどの料理もいろいろと手が込んでいて、素人にはマネができないなと感服しながら味わった。箸置き、壁の飾りなど随所に猫がいた。ネコ好きの店主なのだそうで、それを知った客が持ち寄ってくれたりしているうちにいろいろ増えたのだそうだ。店名も猫の名前が由来だった。