「あごなし地蔵」と「しわぶき地蔵」、なんだこれ?
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- 旅行時期:2017/06(約9年前)
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by リラクマさん(女性)
川越 クチコミ:105件
広済寺は、蔵造りの街並みを歩いてきて、札に辻交差点を通り過ぎて200mくらいの左手にあります。札の辻を通り過ぎた瞬間から観光客がパタッと居なくなり、当然の様にこの広済寺にはまったく観光客は居ませんが、創建は室町時代ですから長い歴史があります。本堂は正面が唐破風と凝っていますが、河越城主大道寺政繁が菩提寺とするつもりで建立したのだそうです。但し、大道寺家の菩提寺とはなっていません。
このお寺では鐘つき堂の横に小さな祠が建っています。中には奇妙な2体のお地蔵さまが祀られています。「あごなし地蔵」と「しわぶき地蔵」です。あごなし地蔵は、その名の通りアゴがありません。虫歯や歯痛にご利益があるのだそうです。しわぶき地蔵は「しゃぶきばば」とも呼ばれているそうです。しわぶきとは咳のことで、咳や呼吸器病にご利益があるそうです。このしわぶき地蔵には縄が巻かれていますが、これは願掛けされているのだそうです。その願掛けとは1. 縄で石仏を縛る。2. 願いが叶ったら縄を解く。3. お礼にお茶や金平糖などを奉じるとのことです。(外から手が届く様に、手前に置いてありますから写真は撮りにくいです) また、このお寺には牢屋地蔵と呼ばれるお地蔵さまがあるそうですが、墓地の中とのことなので遠慮しました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/07/18
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