文学に茶道、高尚なものに触れた感じ。
- 4.0
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
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by 旅好者さん(男性)
川越 クチコミ:105件
中院は、西武本川越駅の東方で、お寺さんの案内では徒歩12分となっています。まっすぐな道はありませんから、地図が必要です。創建は古く、天長7年(830年)で、当初は無量寿寺といったそうです。もともとは北院(仏蔵院)、中院(仏地院)、南院(多聞院)の3院があったそうですが、中院だけが残ってきたとのことです。なお、喜多院に天海僧正が来るまでは、この中院の方が勢力が強かったそうです。
このお寺さんは島崎藤村とゆかりが深かったことを始めて知りました。これは妻の出身地が川越だったからで、その義母の墓もここにあります。藤村の奥さんは誰?なんて、一般には知られてませんからね。山門を入って行くと、左手に藤村書の「不染」の碑(字がなかなか読めませんが)があり、その後方には藤村が義母に贈った茶室「不染亭」があります。(移設したものです)不染とはですが、茶道の師匠だった義母が「不染」と称したからだそうです。文学に茶道、この一画は高尚な佇まい?です。その並びには大正天皇お手植えの松もあります。参道右手には枯山水庭園があります。そして、木立に囲まれる様に本堂があります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/07/15
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