1350匹の蝶々に怯え、絶叫する息子の声が館内に響いていました
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- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by リシターモさん(男性)
日野・昭島 クチコミ:1件
ゴールデンウィーク、一日くらいはそれらしいことをしようと多摩動物公園に行った。
無料開放日はきっと混むだろうから、それを敬遠して意外と入場者は少ないかもしれない。裏をかくつもりで行ってみたが、めちゃくちゃ混んでいた。モノレールの駅を降りて、園内を見渡すと人人人。黒山の人だかりだった。
入り口の馬鹿でかい象の像を見上げ、チケットを買わずにゲートを通る。少し入り、右手の坂を登っていくと、昆虫館がある。ドーム型の館内には、信じられないほどの数の蝶々が放たれている。その中を歩くという趣向だ。
ニコニコしていた息子の顔色が曇る。そしてつぶやく。
「こんな話きいてない」
息子は、想像以上に昆虫が苦手だった。当日は1350匹の蝶が放たれていた。数えるのはさぞ大変だったろう。そんなことを思いながら園内を歩く。舞う蝶々、シャッターを切る父。泣き叫ぶ息子。なだめ、シャッターを切る父。泣き叫ぶ息子。
その繰り返しで、順路に沿って移動。館内にはずっと息子の悲鳴が響いていた。悲鳴がなければ、とても幻想的ですてきな施設だと思う。ご迷惑をおかけして申し訳ない。
みなさんも機会があれば是非。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
クチコミ投稿日:2017/05/09
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