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国立新美術館

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ミュシャ展に行きました

  • 4.0
  • 旅行時期:2017/03(約9年前)
Donny.papaさん

by Donny.papaさん(男性)

六本木 クチコミ:6件

国立新美術館で開催されているミュシャ展に行ってきました。
草間彌生展と同時に開催されているのではしごして鑑賞する人も多いようです。
草間彌生展と同じように一部の作品の部屋が撮影可能となっています。
これは良い傾向ですね、今までは全て撮影は不可でしたから。

アルフォンス・ミュシャは挿絵で有名な画家と言うよりはグラフィックデザイナー、イラストレイターに近いのかも。
撮影可能な作品は晩年の作品集のスラヴ叙事詩です。巨大な絵が迫力です。
展覧会のポスターになっているのは、この作品群の中の「原故郷のスラヴ民族」。

有名な「ジスモンダ」のポスターは残念ながら撮影は出来ませんので、鑑賞だけです。
これを見ているとポスターでも鑑賞の魅力が充分過ぎる程ですね。
ロートレックも同様に素晴らしいポスターを仕上げていますが、また作品の雰囲気が違って柔らかいです。

他にブレスレットも展示されています、こんな物も制作していたのですね。

ミュシャは晩年はチェコに戻りスラヴ叙事詩を完成したが、ナチスのチェコ侵攻で捕えられて厳しい尋問にあったそうです。
当時78歳のミュシャには過酷で、釈放された4カ月後に亡くなってしまいました。
チェコと言えばプラハの春で有名、死後29年後に起きた運動から更に年月を経て自由の国になっていくのですが、ミュシャはそれを見ずに生涯を閉じてしまった訳です。
2000年代の初めにチェコに旅行しましたが、自由な雰囲気は有りましたが失業率の高さと西欧との格差があって暗い感じがしました。

草間彌生展も同館で開催されているので混みます。
平日が狙い目です。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
5.0
コストパフォーマンス:
3.5
人混みの少なさ:
3.5
展示内容:
4.0
バリアフリー:
4.0

クチコミ投稿日:2017/04/20

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