かつての繊維博物館は産業遺産の宝箱やぁ～

5.0
旅行時期：2017/03（約9年前）

by ころたさん（男性）

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養蚕についての企画展を見に出かけた。科学博物館についての予備知識はなかったが、繊維産業に関する展示の充実ぶりと、博物館員さんの親切な説明に感激した。企画展は「博物館黎明期と蚕病教育」という何ともオタッキーな内容の展示だったが、そのまま蚕の病気について説明されていた。
驚いたのは常設展の織機・撚糸機械の充実ぶり。かの豊田自動織機は世界で２台しか稼働していないという内の１台。それを博物館員さんが動かしてくれながら説明してくれた。あれは動かしてもらわないと凄さは分からない。あんなものをよく1世紀も前に作ったと感動する。その後の織機の変遷も、動かして頂けたからこそ理解できるものが多かった。
博物館員さんは必ず機械を動かしてくれる訳ではないようなので、できれば通例のデモのある火曜の見学会に参加することをお勧めする（紹介しておいて何なのだが）。