鹿島神宮の信仰の歴史がよくわかる
- 4.5
- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by u3nさん(女性)
鹿島 クチコミ:3件
御朱印を待っている間にせっかくなので宝物館も入りました。
大人300円です。
入口に書かれているように
国宝である日本最古最大の直刀が展示されています。
『常陸国風土記』には704年に鹿島の砂鉄で剣を造ったと記されているそうです。
「韴霊剣」という名で伝わっています。
国譲りの時に鹿島神宮の祭神であるタケミカヅチが葦原中国を平定するために持っていて神武東征の時に神武天皇に進呈したという剣と同じ名前です。
神話に出てくる「韴霊剣」は鹿島の神には返されておらず704年に作ったという記述も残っているので二代目の剣なのかな…?
どちらにしてもとっても大きくて歴史ある刀は見る価値があります。
また、手前にレプリカが置いてあり、実際手に取って重さを感じることができます。
後世に「これくらいの刀をふるう人ならこれくらいの鎧がなくちゃ!」と、作られた大きな鎧も展示されていました。
また、鹿島神宮の奥にある要石や鹿島の神様を、江戸時代の人々がどう信仰していたかがわかる瓦版などもあり、興味深かったです。
・大地震が起きた日は11月(神無月)だったので鹿島の神様が出雲に出て行ったところだった。
・鹿島の神様が要石でナマズの頭をしっかり押さえたからもう余震はこない。
そんな民衆信仰がよくわかる瓦版でした。
また、東日本大震災で鹿島神宮も大きな被害を受けたことがよくわかりました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/03/12
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