明治橋標柱〔鉄道史跡〕
- 4.5
- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by 横浜臨海公園さん(男性)
名古屋 クチコミ:6件
東海道本線設置に依り、該地付近に禰宜町(ねぎまち)踏切が設置されたが、当時の名古屋駅は構内に於いて貨物取扱、貨車組成等々を行使していた事から、該踏切閉止時間は長時間に及ぶ事も多発し、該踏切閉止に依る交通路確保の為に、明治34年(1901年)3月31日に欄干部分を除き純木造構造に依る跨線橋が設置された。
該跨線橋は、広小路通 対 中村地区連絡として重要視され、該橋梁乗越部は土盛構造で未舗装だった事から、降雨時は路面が泥濘化し登攀に難渋したものと思われる。
当然の事ながら、通行は人車馬に限定され、牛車、自動車は通行不可だった。
該跨線橋は名古屋市民から親しまれた存在だったが、東海道本線名古屋中心部連続高架化工事竣工に伴い、不要施設となり、昭和12年(1937年)1月31日24時を以って廃止撤去された。
因みに、反対側端柱は博物館明治村に於いて展示されている。
明治橋標柱(めいじばし ひょうちゅう)
名古屋市中村区名駅南3-23-25
東海道本線名古屋駅広小路口 徒歩9分
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/03/06
いいね!:83票
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