なぜ書院風建物がここに?と驚く
- 3.0
- 旅行時期:2016/12(約9年前)
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by amaroさん(男性)
本牧・根岸・磯子 クチコミ:5件
横浜・三渓園で立派な居宅群を過ぎていくと、谷筋を利用して作られた場所に古い建物が並ぶ三渓園ワールドともいうべきスペースになります。その最初の建物が臨春閣。これ一軒だけでも観光地になってしまいそうな美しい数寄屋風書院造りの建物です。何せ建築が1649年。当初は豊臣秀吉が建てた聚楽第の建物と思われていたぐらいです。現在は紀州徳川家の別荘、巌出御殿との説が有力になっており、その建物では8代将軍吉宗が幼少期を過ごしたといいますから、とんでもないものを移築してきたなと思います。周囲には築山や池が配置され本物の書院風でもあります。最初、見たときは京都や鎌倉のお寺でもないのになんでこの種の建物が横浜にあるの?と思ったぐらいです。狩野派を中心とする障壁画もあるそうですから、マジすごい。国の重要文化財です。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2016/12/31
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