滝を発見する楽しみがある場所です

3.5
旅行時期：2016/11（約9年前）

by mireinaさん（女性）

大塚・巣鴨・駒込クチコミ：14件

六義園はＪＲ山手線駒込駅前にある有料の都立公園です。
犬公方として知られる徳川五代将軍綱吉の側用人柳沢吉保が元禄時代に回遊式築山泉水庭園として造営。明治維新以降には三菱財閥の所有となり、1938年（昭和13年）には東京市に寄贈され一般公開されるようになりました。
高松市の栗林公園や金沢市の兼六園などに代表される大名庭園にはありがちですが、六義園八十八境として括られる園内の見所一つ一つに凝った名前が付けられています。
滝見の茶屋もその一つで、六義園の東端にある茶屋です。園内の他の茶屋と違い、ここには茶菓子などの喫茶サービスはありません。座る場所によっては、背後に配置された小さな池の奥にある滝の流れをを楽しめます。ただし、とても小さな滝で、水流も家庭の蛇口を全開にした程です。瀑布を楽しむのではなく、石積みの間に滝を発見することを楽しむ余裕が必要です。