「土木学会田中賞」受賞した鳥取県と島根県を結ぶ美しい景観の橋です!
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- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by hiroさん(男性)
境港 クチコミ:3件
『境水道大橋』は、1972年(昭和47年)に開通した鳥取県(境港市)と島根県(松江市)の海峡を結ぶ国道431号線に掛かる延長709メートル、高さ40メートルの鉄骨トラス組のアーチ橋です。
竣工当時この形式の橋としては、国内で5番目の長さ(中国地方では最長)であり、1972年度「土木学会田中賞・作品部門」を受賞しています。
「土木学会田中賞」は、関東大震災後の首都の復興に際し、帝都復興院初代橋梁課長として隅田川にかかる永代橋、清洲橋など東京の象徴としてなじみの深い数々の名橋を生み出された田中豊博士(当時の橋梁・構造工学会の権威者であり、日本の橋梁界、鋼構造界の育ての親と呼ばれる先生)のご逝去後にご遺族から土木学会に基金のご寄付されたことがきっかけとなり、土木学会では記念事業として、橋梁・鋼構造工学に関する優秀な業績に対して毎年授与することとなった極めて名誉ある賞としての評価が定着しています。
『境水道大橋』の特徴は、境港市(右岸)側が埋立地で標高がほぼ0メートルに対して松江市(左岸)側が標高約50メートルと地盤の高低差が大きく左右非対称の鉄骨トラス組であり、美しい景観のアーチ橋です。
『境水道大橋』の開通当時は一般有料道路でしたが、開通30周年に伴い2002年より通行無料となっています。
歩道もあるので歩いて橋を渡ることも出来るようです。但し、歩道の幅は狭い上に車道と歩道の境にガードレールも無い様なので注意が必要と思われます。
また、開通30周年を記念したイベント「大橋の絵と愛称のコンテスト」により、橋の愛称が『おさかな大橋』となりました。
今回は、隠岐諸島から隠岐汽船のフェリー「しらしま」に乗って、『境水道大橋』の下を航行し橋の景観を楽しみました。
機会があれば、歩いて橋の上からの周囲の景色を楽しんでみたいと思います・・・
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/12/17
いいね!:5票
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