浜離宮恩賜庭園の中の御門は、浜離宮の西側の出入り口です。現在も利用できます。
- 3.5
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by さいたまさん(男性)
汐留 クチコミ:31件
浜離宮恩賜庭園の中の御門は、浜離宮の西側の出入り口です。現在も利用できます。
中の御門は、江戸時代初期から大正時代まで浜離宮の西側の出入り口と使用されていました。
表門として使用されていたこともあり、また通用門として使用されていたこともあり、時代により役割が変遷しました。
大正12年(1923年)の関東大震災で、中の御門橋がなくなり、また昭和2年に橋台であった石垣が撤去されました。
平成17年の中の御門の整備により、現在の姿になりました。
中の門は、表門としての期間が永かった大手門に比し、地味な感じの門です。
現在の中の御門を構造的に見ますと、枡形の複郭式の門であり、大手門と同じ形式であったと考えられます。
中の御門は、土手や石垣がありますが、土手の厚さが薄く、土手の上の柵も簡単な矢来型のもので、全体的に簡素になっています。
しかしながら、門の中間に広い広場があり、複郭式の枡形の門の構造は変わらず、江戸城の門と酷似しています。
今回、大手門や中の御門を見る機会があり、江戸城の各御門や見附との比較ででき、有意義でした。
浜離宮の中の御門を見られる方も、江戸城の御門を併せて見られることをお勧めします。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/10/25
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