盲目ながら40年以上の歳月をかけてまとめた「群書類従」を編纂した国学者塙保己一記念館訪問
- 4.5
- 旅行時期:2016/08(約8年前)
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by 滝山氏照さん(男性)
本庄・上里 クチコミ:1件
JR八高線児玉駅から徒歩10の地に塙保己一記念館があります。当館の目的は塙保己一の思想と遺徳を顕彰するため、遺品等の展示が行われ9時から16時30分に開館(入館無料)されています。
記念館資料に拠れば塙保己一は延亨3年(1746)武蔵国児玉郡保木野村に生まれ7歳の春に視力を失います。宝暦7年(1757)母が亡くなり、3年後に江戸に出て雨宮検校須賀一の下で鍼灸按摩(しんきゅうあんま)の修業をします。
安永8年(1779)保己一が34歳の時、全国に散逸された古い記録や資料を集めて分類整理して約41年の歳月をかけて文政2年(1819)「群書類従」全666冊の業書を完成させます。
文政4年(1821)に76歳の時に総検校(そうけんぎょう・目の不自由な人たちで一番の地位)になりましたが同年9月12日病気により亡くなります。
実は雉岡城(きじがおかじょう・児玉駅から約10分)の見学を目的として訪れますと従前には城域に配されていた塙保己一記念館が移設されているとのことを知り後刻近隣に建てられている記念館を訪ねた次第です。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- JR八高線児玉駅より徒歩10分の好立地。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 入館無料で塙保己一の遺品等が展示されている。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 自分が訪問した日時は昼時であったので閑散としていた。
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/10/07
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