昇殿参拝をした
- 3.0
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
市ヶ谷 クチコミ:2件
私の叔父は陸軍将校(空中勤務者、要は戦闘機乗り)として従軍し、1944年のフィリピンの戦いで戦没した。というわけで祭神としてこの神社に祭られている。
そのため、叔父の戦没日にはなるべく参拝するようにしている。
通常、多くの参拝者が行ってるのは社頭参拝で拝殿でお賽銭を出して参拝する方式だが、私はおととしから、昇殿参拝、いわゆる正式参拝を行っている。
よく8月15日に政治家や閣僚が参拝して公式か否か玉ぐし料が云々と報じられるあれである。方法は以下の通り(個人参拝の場合)。
拝殿の右隣に参集殿という建物があり、そこが受付。朝8時から随時受付、土曜日でも開いている。予約は特に必要なく、別に平服でも構わない。
申込書には祭神(戦没者)の名前を書く欄もあるので、遺族、親族はここも記入。遺族参拝以外にも、七五三など普通の参拝も受け付けている。
玉ぐしを奉ずるのでそのための志を払う。これが「玉ぐし料」だ。2000円以上推奨とあるが、大抵の参拝者は5000円以上払っている。
参集殿で待っていると、神主が来て案内するので神主に引率されて普段は入ることがない「本殿」へ行き、そこで参拝する。その前に手水で清めお祓いを受ける。本殿では祝詞を上げる神主の後ろで正座し参拝。祝詞では、戦没者の名前と参拝した自分の名前も奏上される。
その後、2回拝礼、2回柏手、一回拝礼。
終わった後に、遊就館のタダ券とお清めというのかいろいろお土産をもらえる。神菓とお神酒をもらった。
参拝者は結構、ひっきりなしに訪れるが拝殿に比べると空いている。本殿は外の喧騒が嘘のように静か。
私は叔父の戦没日がたまたま9月なのだが、これが8月だと結構混雑するだろうなと思った。純粋に先祖供養の気持ちで参拝している。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 九段下駅と市ヶ谷駅の中間
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 静かに参拝したいなら、8月は避けるべき
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/09/11
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