綺麗なビルの地下１階にある印刷のことが分かるところです

4.0
旅行時期：2016/05（約10年前）

水道橋クチコミ：52件

　印刷文化の歴史を初め印刷についていろいろ分かるところだが、専門的なところもあります。
　特に興味が湧いたのは、博物館に入って直ぐのプロローグ展示ゾーンの印刷文化の歴史を一望する大壁面でした。
　高さ７ｍ、長さ４０ｍの大壁面に、大きなものから小さいものまで１００点以上のさまざまな史料が展示されており、なかなか見応えがありました。
　このゾーンを進むと、企画や総合の展示ゾーンなどがあり、見入っていると時間が結構掛かってしまいます。
　ところで、この博物館の入っているトッパン小石川ビルは、神田川沿いで周りに高い建物が見当たらないためかスッキリとしており、緑に囲まれ非常に明るい感じがします。
　余談だが、ビルの奥 (北側) にベンチが備わったちょっとした広場があり、「遠野物語」の話者・佐々木喜善旧居跡の説明板に、当時の佐々木は、今この小石川ビルとなっているところにあった下宿に住んでいたことがなどが記されています。
　この広場にも緑があり、一休みするのに都合の良いところです。