地酒が楽しみなのになぁ…
- 4.0
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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by T04さん(非公開)
羽田 クチコミ:51件
羽田の国際化に伴って設置されたANAラウンジです。それまでANA国際線用ラウンジは成田空港にしかありませんでしたから、利用客数や客質が明らかに違うであろう羽田空港にラウンジを開設・運用することは試行錯誤の連続であったと思われます。私が覚えているだけでも、開設以来3度のマイナーチェンジを経ていることからも、その苦労がしのばれます。さて私が利用できるのは上級キャビン搭乗者・スターアライアンスゴールド会員以上が利用対象者であるANAラウンジです。まだANAスイートラウンジの利用経験はありません。さてANAラウンジはなかなかの広さがあります。右手から中央辺りまではダイニングエリアで、左手奥がソファー席になっています。ビュッフェ台近くの大きなダイニングテーブルやカウンター席などには石が用いられ、黒を基調にした東京らしいクールな色使いで一見すると格好良いのですが、ダイニングエリアに並ぶ椅子・テーブルの質感は高くなく、テーブル間隔も狭めです。かと言って、奥にあるソファー席に向かうほどゆっくりとした時間はありませんし、1人での利用ということもあって、いつものようにカウンター席に着きました。こうした航空会社のラウンジで、バーカウンター以外のカウンター席が多く設けられているのは、このANAラウンジの特徴の1つだと思います。料飲関係について言えば、かつては右手に1か所のみであったビュッフェ台が、現在はソファー席の並ぶ左手奥にも新設されていました。料理そのものは同じもので、違いと言えばヌードルバーの有無くらいです。ただ利用者の多くは右手のビュッフェ台に集中して料理の補充も大変そうですが、左手のビュッフェ台周辺は静かなものです。よく観察していると、ラウンジ右手のダイニングエリアには日本人を中心としたアジア人客が、左手のソファー席には欧米人の利用が多く、いつの間にか棲み分けが成されているような雰囲気がありました。比較的長距離線の利用者が多く、ラウンジで内で身体を休めようとしている欧米人に比べ、中短距離線の利用者が多いであろう日本人・アジア人客は入口手前側に位置するダイニングエリアに席をとり、また提供されている食事メニューが口に合う日本人がビュッフェ台の主要客層になっているような気がします。その食事メニューですが、洋風・中華風などのホットミール3種類にサラダやサンドイッチ。和食系では稲荷寿司・巻き寿司、おにぎり、カレー、味噌汁、そして蕎麦・うどんのヌードルステーションと、凝ったものはありませんが炭水化物系は充実しています。甘いデザート系は多くはありません、定番のリンツのチョコレートと杏仁豆腐、そして嬉しい季節のお菓子。今回は桜サブレで、こういうものが増えてくれれば良いのですが…。あっ、最後に大切なお酒類です。関西空港などANAラウンジでは日本各地の地酒が月替わりで提供されていて楽しみにしています。この羽田空港でもそうしたサービスはあるのですが、利用者が多く、時間帯などによって在庫がなくなってしまうそうで、今回も楽しめませんでした、大変に残念なことです。
- 施設の満足度
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4.0
- サービス:
- 5.0
- スタッフ数も少なくなく、目配りもなかなかで、さすが日本の接客レベルの高さを感じます
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 私の利用する夜遅くの時間帯について言えば、ダイニングエリアは比較的混んでいることが多いのですが、奥のソファー席はゆったりした雰囲気です
- 施設の充実度:
- 4.5
- 実質スターアライアンス共用ラウンジですから広さもあり、施設的にも充分ですが、カウンター席の多さに他の国との違いを感じます
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- 2か所あるビュッフェ台並ぶ軽食類は日本らしい品揃えですが、凝ったものはありませんし、なかなか日本酒にありつけないことも残念です
クチコミ投稿日:2016/05/03
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