英虞湾に浮かぶ小さな離れ小島です。~間崎島~
- 5.0
- 旅行時期:2016/03(約9年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
志摩市・賢島・浜島 クチコミ:10件
和具から4.1km、賢島から3kmの距離に位置する間崎島は、英虞湾にぽっかりと浮かぶ小さな離れ小島です。戦後の混乱の中真珠養殖の繁栄を受けたことにより大きな富を得て、昭和25(1950)年にはテレビ・ラジオ・電話の普及率が日本一になったこともあり?宝石の島?と呼ばれるほど繁栄を極めました。
しかし昭和41(1966)年を境に養殖真珠の生産高は低下の一途をたどり、それに伴い過疎化が進み現在では約100名強まで人口が減少しました。平成18(2006)年には島内の志摩市立和具小学校間崎分校が閉校し、少子高齢化が加速している典型的な過疎地となっています。
島にあった宿泊施設やお店も廃業されたものも多く、歩き回った範囲では旅館と簡易郵便局しか開いている確認が取れませんでした。
0.36平方キロメートルしかないものの海岸周径が7.4kmもあり、典型的なリアス式海岸の様相を呈している間崎島は、メインストリートを除くと家々の軒先をかすめるようにして作られている狭い道がほとんどです。最高標高が18.5mと大した数字ではないように思えるものの、間崎漁港の反対側に位置する間崎簡易郵便局まで562mの距離で峠越えをするため、結構な傾斜があるように見えました。
過疎化の渦中にある間崎島に地域おこしプロジェクトとして、お店の展開や観光客の誘致等を行っておられるようです。現実のところどれ位の効果が出るのかはわかりません。しかし和具や賢島から僅かな移動時間で楽しむことができる間崎島、その魅力を余すところなく拡散し、まずは興味本位でも良いので来島のきっかけになる・・・。そうなってもらいたいと思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 1日9便の定期船が和具と賢島とを結んでいます。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 観光客には会いませんでした。
- バリアフリー:
- 3.0
- 舗装してある場所でも結構急な傾斜があります。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 昭和時代の離島生活がそのまま残っているようです。
クチコミ投稿日:2016/03/22
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